夫婦というのは、いろいろな問題を抱えつつも、お互いに支え合って生きていくものですよね。
しかし、支え合うことが難しい・信頼関係が破綻しているといった場合は、離婚した方が幸せになれる可能性もあります。
今回は、離婚した方がいい夫婦の特徴を見ていきましょう。
また、離婚してよかったと感じている私の実体験も紹介しているので、一例として参考にしてみてください。
離婚した方がいい夫婦の特徴

「離婚した方がいい」と言われる夫婦には、解決しがたいトラブルが起こっている可能性があります。
離婚した方がいい夫婦の主な特徴は以下の通りです。
- 精神的・身体的なDVがある
- 浪費によって生計が立てられていない
- 不倫している
- 親族間でのトラブルがある
- 性格・価値観が合わない
- 長期的にセックスレスになっている
- 子どもに悪影響が生じている
- 配偶者が犯罪をおかしている
これらの問題は、夫婦の信頼関係が破綻する原因になります。
それだけでなく、心身の健康状態に悪影響を及ぼすことも。
もちろん、話し合いでどうにかできるレベルなら、離婚までしなくても良いかもしれません。
しかし、これらの問題に加えて「話が通じない」「そもそも話し合いができない」という状況だった場合、離婚を検討してもいいと言えるでしょう。
「離婚した方がいい夫婦の特徴」に当てはまっていた私たちの末路
私が結婚していた頃の話です。
私たちは、さきほど紹介した「離婚した方がいい夫婦」の特徴がいくつも当てはまる夫婦でした。
<私たち夫婦の特徴>
- 夫に浪費癖があり、生計が立てられない
- お互いに性格・価値観が合わず、常にぶつかり合う
- 夫から、痛みを伴うスキンシップを求められる
- 夫の両親から嫌味を言われる
あまりに離婚する条件が揃っていたため、周りからは「なんで離婚を迷っているの…?」と言われたことも(笑)
夫の違和感には入籍して間もなくに気づいたのですが、「結婚した以上、簡単に離婚するのは良くない」と思い、すぐに離婚できませんでした。
しかし結婚して2年が経ち、夫の言動が何ひとつ変わらなかったことから、離婚を決意。
離婚して1年近く経ちましたが、夫に関するストレスから解放されて、今はとても幸せです。
▼離婚に踏み切った理由の詳細は、こちらの記事をチェックしてみてください。
【実体験】離婚したことで得られた幸せ

離婚してからは、結婚していた頃とは違う幸せを感じられるようになりました。
ここでは、私が離婚して得た幸せについてお話しします。
知らない間にお金がなくなる心配がなくなった
離婚して一番に嬉しかったことは、知らない間にお金がなくなる心配をしなくてよくなったこと。
結婚当初は、貯金どころかその日の食費すらギリギリだったので、「いつ生きていけなくなるか…」と不安でした。
しかし独身になった今、勝手に生活費を使い込まれることはありません。
自由に貯金ができて将来への不安が軽くなり、さらにプチ贅沢をする余裕もできて、とても幸せです。
▼よくあったお金のトラブルについては以下で紹介しています。
精神的・身体的苦痛がなくなった
夫から受けていた精神的・身体的苦痛がなくなったのも、離婚してよかったと思う要因です。
特に苦痛だったのは、夫から無茶なスキンシップを求められることでした。
もう嫌々付き合ったり、何度も断ったりする必要がないと思うだけで、心が軽くなります。
自由な選択ができる
シンプルに、何事も自由に選択できるのは幸せだなと感じます。
起きる時間、お風呂のタイミング、食べるもの、お金の使い方、休日の過ごし方——
なんでも自分の好きなように選んでいいなんて、夢のようです。
もちろん、夫婦で足並みを揃えながら選択していく人生も素敵で、一種の幸せの形だと思います。
ただ、私の場合は相手に合わせることを「苦痛」や「不安」に感じていたため、今の方が幸せに感じられているのでしょう。
義両親と関わらなくてよくなった
義両親と関わらなくてよくなったことも、離婚後の幸せのひとつです。
義両親はどんなことがあっても旦那をかばい、時には私に言いがかりをつけてくるときもあったため、関わることがストレスでした。
しかし離婚してからは、「義両親に何を言われるだろう」と考えることなく、自由に日々を過ごせています。
ストレスが少なくなって、息がしやすくなった
結婚当時、あまりにストレスが溜まっていたためか、息がしにくい時期がありました。
病院へ行っても「ストレスだと思う」と言われるだけで、対処のしようもありませんでした。
ところが、離婚してからは息がしにくい日がなくなったのです。
心身が健康になれたという意味でも、私は離婚してよかったと思います。
【実体験】離婚後の後悔について
離婚を考えている方のなかには、「離婚して後悔するかも」と不安に感じている方もいるでしょう。
私もそのことを懸念していたため、なかなか離婚を決断できずにいました。
しかし、結果的に私は、離婚してから何ひとつ後悔していません。
後悔が残らなかった理由は、”できることは全部やる”を日々意識して過ごしていたからだと思います。
後悔とは「あのときこうしていれば…」と、過去の自分の言動を悔いること。
それなら、未来の自分が後悔できないくらい、できることを全部やってしまえば良いんだと思ったのです。
実際、夫に伝えたいことは全部伝えてきて、自分にできる対処法も思いつく限り全部行ってきました。
それだけやっても、家計は苦しいままで、夫婦仲も悪くなる一方だったからこそ、自信を持って離婚を決断できたのです。
今でも「あのときこうしていれば…」と思うことは一切ありません。
最後に
離婚した方がいい夫婦の特徴に当てはまるからといって、必ずしも離婚しなければならないわけではありません。
パートナーと根気強く向き合って、幸せを掴む方もいるでしょう。
私の経験は「離婚して上手くいくケースもあるんだな」くらいに捉えてくださいね。
いざ限界がきて「もう無理!離婚したい!」と思ったときには、この記事をお守りのようにしてもらえると嬉しいです。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。