手足がこもるように熱くなる原因は、自律神経の乱れや、服用中の薬の影響などが考えられます。
私自身も20代後半に、夜眠れないほど手足が熱く感じることがありました。
この記事では、20代の方に多い手足のほてりの原因や、眠れない夜の対処法をお伝えします。
【20代に当てはまる】手足がほてる原因

20代で手足に熱がこもる主な原因は、大きく3つに分けられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ストレスによる自律神経の乱れ
手足のほてりの原因として多いのが、ストレスによる自律神経の乱れです。
自律神経は、血流をコントロールして体温調節をする役割があります。
しかしストレスがかかると、その働きがうまくいかず、手足に熱がこもりやすくなるのです。
もし頭痛や胃痛、めまいといった症状もある場合は、自律神経の乱れが影響している可能性が高いでしょう。
服用中の薬の影響
次に考えられるのは、服用中の薬の影響です。
私の場合は、副作用として「ほてり」が含まれている、ジエノゲスト(ディナゲスト)という月経困難症の治療薬が原因でした。
現在、何か薬を飲んでいる方は、副作用として「ほてり」がないか確認してみてくださいね。
病気による影響
手足のほてりは、風邪やレストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)などの病気が原因になっている場合もあります。
レストレスレッグス症候群は、じっとしていると足がむずむずしたり、体に熱を感じたりする病気です。
また、足にだけ違和感がある場合は、糖尿病が関係していることも。
どんな病気が隠れているかわからないからこそ、手足の熱さが気になるときは、早めに病院を受診することをおすすめします。
手足が熱くて眠れないときの効果的な対処法

ここからは、私が手足の熱さで眠れなかったときに試して、効果があった対処法を紹介します。
もちろん、根本的な解決には医師の診断が必要なので、ここで紹介するのはあくまで応急処置です。
病院を受診するまでの間、少しでもラクになるためのヒントとして参考にしてみてくださいね。
タオルにくるんだ保冷剤で冷やす
厚手のタオルで保冷剤を包み、手や足に当てて冷やす方法です。
こもるような熱さがやわらぎ、ぐっと眠りやすくなりました。
ただし、タオルで包まずに直接保冷剤を当てるのはNG。
急いで冷やしたい気持ちはとてもよくわかりますが、肌に直接当てると凍傷のリスクがあるので、やめておきましょう。
保冷剤がない場合は、冷たい濡れタオルでも代用できますよ。
冷たいものを飲む
冷たい飲み物をとって、内側から熱さをやわらげるのもおすすめ。
ペットボトルに入った飲み物なら、手足に当てて冷やすこともできるので一石二鳥です。
服や部屋の通気性を良くする
厚着をしている場合は、通気性の良い薄手の服に替えるだけでも、熱がこもる感覚がやわらぎます。
それでも改善しないときは、窓を開けて換気するのも良いでしょう。
ただし、夜は防犯面が気になるので、眠くなったらしっかり戸締まりしてくださいね。
ストレスの原因から遠ざかる
自律神経の乱れを防ぐには、ストレスの原因から少しでも距離をとることが大切です。
とはいえ、家族や職場が原因だと、完全に離れるのは難しいですよね。
そういうときは、「ほんの一瞬だけ離れる」を繰り返してみてください。
例えば、トイレで数分休憩する・ベランダで外の空気を吸う、だけで大丈夫。
この小さな時間が、少しだけ心に余裕をくれるはずです。
軽くストレッチする
思い切って一度起きて、軽くストレッチをしてみるのもおすすめです。
血流が促されることで、手足のほてりが和らぐことがあります。
YouTubeの簡単なストレッチ動画を活用したり、手足をゆっくり動かしたりするだけでも十分です。
ただし、動きすぎると目が冴えてしまうこともあるので、ほどほどを意識してくださいね。
最後に
私はもともと冷え性で、手足が氷のように冷えることの方が多く、温かい手足に憧れていました。
ところが、ほてるようになってからは眠れなくなったり、イライラしたりと散々でした。
なので、私は冷え性のままで良いかなって思います。
嘘です。適度に熱を放出できる温かい手足になりたいです。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。
皆さんが、早く過ごしやすい体になりますように。